西大畑・旭町とは…湊町新潟市の海岸沿い、近代に開発された砂丘地周辺。お屋敷、別荘、レトロな洋館、学校、さまざまな文化施設が点在する坂の町です。

西大畑、旭町について

華雪展「刺心」

雪展 刺心(ししん)

 

協力/みずとつちの芸術祭実行委員会、西大畑旭町文化施設協議会(異人池の会)

展示協力 エフスタイル、北書店、新潟絵屋、Bar Book Box Store、ハナモモ、Pitu、ヒメミズキ、北方文化博物館新潟分館、丸屋本店(甘味 丸屋茶寮)、むすびや百、ゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター) *50音順

 

*本展は「みずとつちの芸術祭」(会期7/12-9/23)と連携して実施されます。

みずとつちの芸術祭は、2018年に閉幕した水と土の芸術祭の意志を市民でつなぐ芸術祭。ゆいぽーとを中心に、新潟市11会場、新発田市3会場、長岡市1会場で作品展示等を行う。

 

新潟に通い始めた20年前、信濃川と日本海に挟まれた中洲「新潟島」に惹かれ、歩いたり走ったりを繰り返した。

砂でつくられた島の地形は今も少しずつ変化を続けている。

川、河口、海を眺めながら歩く。この足元は以前とは、そして少し先も同じものではないのだと思い、目の前の景色を見つめる。

「海」の字は海から遠く離れたところでつくられた。

海を知らない人々にとって、海は暗い未知の世界とイメージされていたという。

新潟島から見る海は、わたしにとって深淵であり未知なもののままだ。

雪が溶け、芽吹き、花開き、枯れてまた次の季節の巡りを待つ花もまた不思議なもののままだ。

混迷する現在、未知や不思議の存在が、時に確かな存在に思える。新潟島にいるとそのことをより色濃く感じる。

新潟島を知り始めた頃、「刺心」というタイトルで展示を行った。

今回、今一度、新潟島で知った胸に強く響き続ける変わりゆくものと変わらないものを「海」と「花」の字を軸にあらわしたいと思う。

華雪

 

砂丘館での華雪の個展は2007年の「足もとのこと」以来、18年ぶりになる。このとき奥座敷に展示されたのが「刺心」*だった。翌年の新潟絵屋の個展「刺心」で「この言葉と刃を思い出させる形が、私が字を書く気持ちの根っこの形なのかと思った」と書いている。砂丘館と、新潟島の施設と店舗を会場に開催される今回の展示は、華雪の表現者、人としての、新潟というまちにつながりからまる「根っこ」を、ともにたどる時間になりそうだ。

大倉宏(砂丘館館長) *刺心:胸に強く響くこと

 

公開制作とトーク

7月27日(日)14:00-16:00

定員25人 参加料 1,000円

申込み受付開始 7月9日(水)9:00から(ファックス。Eメールも)

 

ワークショップ「一」を書く

8月23日(土)
14:00-16:00
18:00-20:00
定員10名
料金3000円(材料費込)

申込み受付開始 8月5日(水)9:00から(ファックス。Eメールも)

 

 

作品展示施設と作品公開日時(準備中)