ゆいぽーとアーティスト・イン・レジデンス 招聘プログラム2023秋季 オープンスタジオ
開催概要
ゆいぽーとでは、滞在型の創作活動を行う芸術家等を国内外から募集、支援することで、創造性に富んだ人材が集まりやすい環境づくりを進め、新潟市の魅力を国内外に発信することと共に、滞在する芸術家等と市民が交流することで地域の自然や歴史、文化の魅力を再発見し、地域の誇りづくりや愛着づくりにつなげることを目的に、アーティスト・イン・レジデンス事業を実施しています。
2023年10月〜11月までの滞在となる「招聘プログラム2023秋季」では、片岡純也とローランド・ファーカスの2組が参加し、ゆいぽーとで滞在制作を行います。
オープンスタジオでは、新潟での滞在制作の成果として制作の過程や作品を公開します。
日程|片岡純也:11月18日(土)〜26日(日)
ローランド・ファーカス:11月23日(木祝)・24日(金)
時間|10:00〜19:00
場所|ゆいぽーと 工房・ギャラリー(1階)
入場無料
片岡 純也 Junya Kataoka
2013年よりフランス、アイスランド、台湾など国内外様々なレジデンスプログラムに参加し、現地で見つけた素材をもとに 機械的・光学的・電気的な手法による装置的な作品を制作してきた。個人での活動と並行してアートユニット「片岡純也+岩竹理恵」の活動も行なっている。
《 滞在制作プラン 》
今回滞在するゆいぽーとは海沿いにあるため海岸の漂着物の中から素材を発見していきたい。また、それらに動きを与える動力として、新潟の稲作の歴史に着目し、人力で回転を起こし利用されていた、昔ながらの農機具の動的メカニズムを取り入れる。海の流れによる地球規模の循環、農作業に見る水や季節の循環など様々なレベルの循環を集約するようなインスタレーションを制作する。
ローランド・ファーカス Roland Farkas
スロバキア出身、ハンガリーのブダペストを拠点に活動するインターメディアアーティスト、美術教師。2003 年ハンガリー芸術大学インターメディア学部で博士号を取得、2023 年9月より同大学教授に就任。作品では社会問題を取り扱っており、表現形式はインスタレーション、パフォーマンス、写真、ビデオアートなど多岐にわたり、しばしば観客を巻き込む。
《 滞在制作プラン 》
瞑想的な「スローウォーク」で街を探索し、都市と農村環境の心理地理的地形、コミュニティの集団的アイデンティティをマッピングする。滞在中に集めたインスピレーショ ンをドローイング、メモ、写真、地図で展示し、加速する現代文化の変化を分析する。
関連イベント
アーティスト・トーク(ローランド・ファーカス)
「Mapping the Now – 現在をマッピングする -」
日程|11月18日(土) 10:30~12:00
会場|ゆいぽーと
定員|20名程度
参加費|無料(申込不要)
今回のプロジェクトや新潟の街を散策して感じたことをお話します。
また、これまでの活動やハンガリー芸術大学での教育実践についても紹介します。
プレゼンテーション終了後には、今回のプロジェクトに関連したアンケートを実施。
皆さんの貴重な記憶(思い出)についてぜひ教えてください。
お問い合わせ
ゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター)
TEL. 025-201-7530(9時00分~21時30分)
新潟市中央区二葉町2丁目5932番地7(旧二葉中学校)
指定管理者:環境をサポートする株式会社きらめき