【終了】松郷屋焼展「残照」
新潟市西蒲区で明治期に最盛期を迎えた松郷屋焼。
その多くは焼酎が詰められ北海道へと出荷されました。独特な形の徳利には様々な釉調がみられ、当時の手仕事の温かみを感じます。しかし、残念ながら容器という消耗品の運命か現存する数は多くありません。そして、戦後まもなく最後の窯が廃業しました。
今回は焼酎徳利を中心に、多様な日用雑器など40点ほどを展示いたします。
期間:2015年6月9日(火)〜6月21日(日) 期間中休館日:6月15日(月)
時間:午前9時30分〜午後6時
会場:旧齋藤家別邸 土蔵
観覧料:一般300円、小中学生100円(小中学生は土日無料)
主催:新潟市旧齋藤家別邸
協力:鶴友会美術館 日本陶磁協会新潟後援会
松郷屋では、写真のような徳利が多く生産されました。角海浜の大古屋は大店で廻船業も営んでいました。青い釉薬の徳利は松郷屋の代表的な作風です。