西大畑・旭町とは…湊町新潟市の海岸沿い、近代に開発された砂丘地周辺。お屋敷、別荘、レトロな洋館、学校、さまざまな文化施設が点在する坂の町です。

西大畑、旭町について

各館のお知らせ

小森はるか+瀬尾夏美 巡回展「波のした、土のうえ」in新潟

    • 開催期間:2017年 4月29日(土)~5月21日(日)

    • 開館時間:9時~21時

    • 定休日:月曜日、5/9(火)振替休 会場:砂丘館ギャラリー(蔵)

    • 料金:観覧無料

  • 主催:砂丘館、共催:小森はるか+瀬尾夏美

 

岩手県の沿岸に位置する陸前高田という町で、津波のあとの時間を暮らした映像作家の小森はるかと、画家で作家の瀬尾夏美。

ーー私たちはただただ、形を変えていく風景を目の当たりにしながら、陸前高田の人たちに話を聞かせてもらいながら、ここにある日々のかたわらに身を置き続けました。私たちの作品は、この土地と、この土地に生きる人たちの声を拾おうとする一連の行為の集積と言えるかもしれません。同時にそれらが土地の記録の一部となり、声を届ける媒体になろうとする「表現」のひとつの形になるように、と考えています。

「波のした、土のうえ」。津波のあとに残された痕跡とそこに宿る人びとの記憶を、素手で収集しつづける一連の行為の集積が、大津波から6年を経て、日本の各地へと巡回していきます。

 

作家プロフィール

小森はるか+瀬尾夏美(Komori Haruka + Seo Natsumi)

映像作家の小森と画家で作家の瀬尾によるアートユニット。2011年3月、ともに東北沿岸にボランティアに行ったことをきっかけにして活動を開始。2012年、岩手県陸前高田市に拠点を移し、以後、日々移り変わる風景と人びとのことばの記録を続けている。2015年、東北で活動する仲間とともに、記録を受け渡すための表現を実践的につくっていく組織「一般社団法人NOOK」を設立。現在は展覧会「波のした、土のうえ」、「遠い火|山の終戦」を全国各地に巡回中。

作家HP/ブログはこちら

<会期中のイベント>

参加費各500円 いずれも申込不要、直接会場へ
会場:砂丘館ギャラリー(蔵)または和室

 

◾︎小森+瀬尾によるギャラリーツアー

2017年4月29日(土)14:00-15:00

 

◾︎トークイベント

2017年4月30日(日)14:00-16:00 

ゲスト:北野 央さん(仙台市市民文化事業団 主事)、

山崎麻里子さん(公益社団法人中越防災安全推進機構マネージャー)

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北野 央 (きたの・ひさし)

1980年北海道札幌市生まれ。仙台市市民文化事業団 主事。2011〜2017年まで、せんだいメディアテークが実施する東日本大震災の市民参加型アーカイブ事業「3がつ11にちをわすれないためにセンター」など、地域文化の記録活動のサポートと利活用の場づくりを主に担当する。

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山崎麻里子 (やまざき・まりこ)

1978年新潟県長岡市出身。2004年社団法人北陸建設弘済会,2008年NPO法人中越防災フロンティアを経て,2010年,(公社)中越防災安全推進機構に入社。2011年10月にオープンした「中越メモリアル回廊」の拠点施設「長岡震災アーカイブセンターきおくみらい」を担当。震災アーカイブ・伝承活動を行う。

 

◾︎アーティストトーク

2017年5月6日(土)14:00-15:30

登壇者:小森はるか+瀬尾夏美 聞き手:大倉 宏(砂丘館館長)

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photo 榎本千賀子

大倉 宏 (おおくら・ひろし)

美術評論家。砂丘館館長、新潟絵屋代表。1957年新潟県生まれ。85~97年新潟市美術館に学芸員として勤務後、フリーとなり、新潟を拠点に美術評論を行う。著書に『東京ノイズ』(アートヴィレッジ)、共著に『越佐の埋み火』(新潟日報事業社)、編集・構成に『洲之内徹の風景』(春秋社)。新潟大学、長岡造形大学講師。

 

◾︎トークイベント

2017年5月20日(土)15:00-17:00 

ゲスト:小林 茂さん(映画監督)、

旗野秀人さん(新潟水俣病安田患者の会事務局長)

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photo 橋本紘二

小林 茂 (こばやし・しげる)

1954年新潟県南蒲原郡下田村生まれ。映画監督。足尾鉱毒、ハンセン病や水俣病患者救援活動に関わる。柳澤寿男監督の助監督のあと『阿賀に生きる』で日本映画撮影監督協会第1回JSC賞、監督作品『わたしの季節』で文化庁映画大賞などを受賞。最新作『風の波紋』が公開中。著書に『雪国の幻灯会へようこそ』(岩波書店)など多数。現在、長岡市在住。透析歴10年。和光大学教授。

 

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旗野秀人 (はたの・ひでと)

1950年阿賀野市(旧安田町)生まれ。71年より家業の大工を継ぎながら、新潟水俣病未認定患者の運動に取り組む。水俣、阿賀、渡良瀬、草倉のお地蔵さんを建立。水俣病問題を文化運動として展開し、今日に至る。新潟水俣病安田患者の会事務局長、冥土のみやげ企画。ドキュメンタリー映画「阿賀に生きる」製作発起人、(株)旗野住研取締役社長。

 

◾︎てつがくカフェ 朗読会『二重のまち』

2017年5月21日(日)14:00-16:30

ファシリテーター:八木まどかさん

瀬尾夏美の作品『二重のまち』の朗読会のあと、対話の場・シネマてつがくカフェを開きます。休憩時にはお飲物、お菓子をご用意しております。

*てつがくカフェとは?
わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、「対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。

*『二重のまち』とは?
瀬尾夏美によるテキスト。副題に「2031年、どこかで誰かが見るかもしれない風景」とあり、かさ上げや高台造成などでつくられた“あたらしいまち”と、はるか地の底となった“かつてのまち”を行き来しながら暮らしを紡ぐ人びとの姿が描かれています。

八木まどか

八木まどか (やぎ・まどか)

1990年生まれ、群馬県前橋市出身。東北大学大学院修了。2012年からてつがくカフェ@せんだいのスタッフとして、進行役などを務める。現在は会社員をしながら、関西でてつがくカフェを開く。

 

詳細は砂丘館HPへ

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